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2011.8.21発行
2011.8.21発行 間宮みきニュース第40号
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臨時議会で暫定予算が可決
6月議会で2011年度予算が審議されました。しかしながら「行財政改革への取り組みが不十分」、「馬場市長の政治姿勢に問題がある」などの理由で3月議会に引き続き、2011年度予算が否決されました。
このため改めて7月20日に臨時議会が開催され、2ヶ月(8・9月)分の暫定予算が可決されました。
暫定予算には原則として政策経費は計上出来ないため、2011年度当初に予定されていた、例えば「(上の原地域への)企業誘導支援委託」や「商業活性化事業」、「タウンミーティング」などの事業経費が未だ計上できず、場合によっては本年度中の実施が出来ない可能性も出てきています。
福島(飯館村→南相馬市→相馬市→伊達市)に行ってきました
7月2日、社民党主催の福島第一原発事故による放射線量の調査に同行してきました。
東日本大震災による津波と原発事故の二重に被災した福島を訪問するということで、緊張気味だった私。福島駅に降り立ってまず感じたのは、日常の風景がそこにあり、少しほっとしたということでした。
しかし実は、駅前広場でも放射線測定値は1.6µSv/h(毎時マイクロシーベルト)。計画的避難区域に指定されている飯館村の振興公社の側溝部では18.69µSv/h。自然放射線量の国内平均値0.05µSv/hと比較すると非常に高いものでした。案内をしてくださった地元の方のお話しでは「事故後しばらくは長袖、長ズボン、帽子にマスクと完全防備をしていた。本当は良くないんでしょうが、夏を迎えやりきれなくなってきている。」とのこと。目に見えない放射線と戦い続けることの難しさ、辛さが伝わってくるとても重い言葉でした。
そして、大津波の傷跡。全てのものが根こそぎ破壊されているその惨状に言葉もありませんでした。自然の猛威の前では人間は本当に無力であると改めて感じました。
復興には長い時間、多くの労力そして莫大な資金が必要です。国や東京電力に被災者支援対策をわたしたちからも要求するとともに、全国民が力を合わせて出来ることで支援していくことの必要性を強く感じています。
間宮みきの一般質問(6月議会)
東日本大震災から学び、東久留米市の防災施策を充実すべき。
国によって妊婦から高校生までを対象とする「子ども・子育て新システム」が2013年度に実施されれば、幼保一体化など、わが市の子どもに関する施策にも大きく影響すると思われます。スムーズに対応ができるよう、体制整備を求めました。
仕分け市民会議について当事者の意見反映を。
※本予算が否決されたため、仕分け市民会議の本年度の実施は未定となっています。
住み慣れた地域で、安心して暮らし続けるための在宅介護の充実を求めました。
結果、要支援の方の保険給付が減少し、サービスの内容が低下することが懸念されている。今後、法改正の内容を充分精査し、介護保険運営協議会などを通じ迅速に情報提供をしていきたい。
東久留米市の実態は?また、利用者の事情を充分配慮して丁寧な対応を求める。
東京都と連携して実態把握をし、丁寧な対応に鋭意努力する。
第4回臨時議会での「みなみ保育園」の法人移管選定会議予算についての質疑
「東久留米市立保育園の民営化実施計画(改訂版)」 2008年11月
みなみ保育園は、南町都営アパートの建て替えに合わせて、同地域内に移転・新設園として2014年4月を目途に開設する。設置運営は、民設民営を基本とする。
2008年4月時点で入所中の0歳児が卒園する2013年末まで現行体制(直営)で保育を実施。在園児が卒業した後、同園については2013年末をもって廃止する。
2011年 10月〜 法人募集
2012年 新園舎設計
2013年 新園舎建設
2014年 親園開園(1歳から5歳児新園へ移行)
現時点では、まだ保護者の理解が得られず説明会を開けないが、誠意を持って対応し、新園開設に支障が無いよう努めていく。
間宮みきのみなみ保育園の民営化についての考え
などの理由から民設民営化やむを得ないとの判断をしました。
しかし、園舎も先生も変わる民営化は、子どもや保護者にとって非常に負担が掛ります。子どもの負担が少しでも軽減するよう、丁寧な対応を求めていきます。また私立園の場合、運営法人の保育理念や人員体制によって保育園の質等に大きな差があります。しっかりした保育理念を持つ法人をわが市が選定できるよう、市に向けて発言をしていきます。
6月11日環境フェスティバルにおいて宣言の発表が馬場市長により行われました。
これを機会に今まで以上に東久留米市の水とみどりへの関心が更に高まり、次代の子どもたちへ引き継いでいくための環境整備が進めば、本当に素晴らしいと考えています。
湧水・清流保全都市宣言
私たちのまち東久留米市には、黒目川・落合川・立野川を代表とする、湧き水による幾筋もの川があります。縄文の時代より人々はこの清き水に集い、やがてむらやまちがつくられ、暮らしが営まれてきました。
時は移り、都市化と生活様式の変化により、みどりや湧き水が減り、川が汚れた時期もありました。しかし、人々の努力によりその流れを絶やすことなく、清らかさを取り戻した湧き水の流れは清流に集まる生き物を育み、市民に潤いと安らぎを与えるとともにまちの象徴にもなっています。
東京で唯一、「平成の名水百選」に選ばれた川が流れる東久留米市で暮らす私たちは、まちを潤す湧水と清流を誇りとしています。私たちは、このすばらしい環境を次の世代によりよいかたちで引き継いでいくために、樹林や農地のみどりなどが、地下水を豊かにし、湧き水と多くの生き物の命を育んでいる仕組みを大切にして、今後も市民・事業者・行政が力を合わせて湧水と清流の保全に取り組んでいくことを宣言します。
<2011年第2回定例議会・第4回臨時議会の結果抜粋>
番号 | 件名 | 結果 | 社会市民 | 自民 | 公明 | 共産 | 民主 | 白石議員 | 宮川議員 | 佐藤議員 | ||
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第2回定例会 | 議案 第33号 |
平成23年度東久留米市一般会計予算 | 否決 | ○ | × | × | × | ○ | ○ | × | ○ | |
議員提出議案 第1号 |
東久留米市議会議員の議員報酬及び期末手当の特例に関する条例 | 可決 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
意見書案 第8号 |
東日本大震災の復興支援と総合的な復興ビジョン策定を求める意見書 | 可決 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
意見書案 第9号 |
原発からの撤退と、自然エネルギーの開発と普及を求める意見書 | 否決 | ○ | × | × | ○ | × | ○ | × | × | ||
意見書案 第11号 |
小学校1・2年生の35人学級の実現を求める意見書 | 可決 | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ||
23請願 第20号 |
みなみ保育園民営化計画の見直しを求める請願 | 不採択 | 趣旨 | × | × | ○ | × | 趣旨 | × | × | ||
23請願 第32号 |
「TPP参加反対の意見書」提出を求める請願 | 可決 | ○ | 継 | × | ○ | × | ○ | × | × | ||
第4回臨時議会 | 議案 第36号 |
平成23年度東久留米市一般会計暫定補正予算(第1号) | 可決 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
「核と人類は共存できない」
第66回広島原爆忌の平和記念式典で、菅首相は核兵器廃絶と世界恒久平和に向けた決意に続き、「エネルギー政策についても白紙から見直しを進めている。原発への 依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指す」と述べました。
ところが8月17日、高橋北海道知事は10キロ圏内の4町村の意向を確認しただけで、泊原発3号機の営業運転の再開を容認すると表明してしまいました。
もちろん、現代社会において電気のもたらす恩恵を享受している我々にとって、電力の約3分の1を担っている原子力発電を今すぐ全廃することは難しいと考えます。しかし、地震列島の日本において原子力発電事故が二度と起きないと保障できる人は誰もいないはずです。そして将来の子どもたちにそんなリスクを負わせる権利も誰にもありません。
だからこそ今、我々は知恵を絞り、協力して原発依存からの脱却を図っていかなければならないとわたしは考えています。
9月19日(月)13:30〜東京明治公園で「さよなら原発1000万人アクション 〜脱原発・持続可能で平和な社会をめざして〜」が開催されます。このイベントに向け1000万人署名活動に取組んでいます。ご協力をお願いします。
間宮事務所(TEL:042-472-6189)にご連絡をいただければ署名用紙をお届けします。
「さよなら原発1000万人アクション」のホームページhttp://sayonara-nukes.org/からも署名できます。
市内の空間放射線量の測定が行われています
東久留米市は東京都より小型放射線測定器の貸与を受け、保育園や小中学校などの放射線量の測定を7月に行い、結果を市のホームページに公表しています。
(http://www.city.higashikurume.lg.jp/kensaku/shincyaku/s2011/2011_sokutei.html)。
担当に確認したところ、1回目では特に高い数値は計測されなかったとのことでした。現在行われている2回目の測定結果がまとまり次第、市報に掲載する予定とのことでした。
(問合せ: 470-7714 市役所企画経営室 総務課)