- 間宮みき活動報告トップ
- 間宮みきニュース第42号
2012.5.18発行
2012.5.18発行 間宮みきニュース第42号(配布用A4判)
印刷用 » (PDF 493KB)
3月臨時議会で暫定予算を可決
2012年度当初予算について、子ども家庭支援センターの「児童相談システム」導入を予算化したことや、*臨時財政対策債を収支バランスの均衡を保つための財政規律に加味し、将来世代への負担に配慮したことなどを評価し賛成をしました。しかし公立保育園の次期民営化計画や家庭ごみの有料化計画の公表時期が遅いことなどの理由で否決されてしまいました。今回も臨時財政対策債19億2千円、財政調整基金7億6600万円を投入した厳しい予算編成であり、第4次行財政改革アクションプランの推進は市政運営において重要課題です。しかし、市民の暮らしを守ることも大切な行政の役割です。市長は予算委員会で「政治とは突然の弱者をつくらないためにあるものである」と述べました。
今後も、市民のみなさんの負担増につながる政策の実施については、慎重な対応と丁寧な説明を求めていきます。
なお、2012年度については臨時議会で暫定予算が可決されました。市政の停滞を招くことなく、6月議会で当初予算が可決されるよう、市側に最大限の努力をするよう促します。
守ろう、高齢者の暮らし
- *介護保険料
- 国の改正に伴い東久留米市でも計画や保険料が見直されました。今回、当市では介護給付費準備基金を3億6000万円取り崩すなど、値上げ幅を抑制しました。これにより、都内の平均基準月額保険料が947円値上げされ4992円になったのに対し、東久留米市では600円の値上げで4200円に。また、低所得者の更なる負担軽減や、高所得者層からきめ細やかに応能負担を求めるために、所得に対する保険料段階の設定を9段階→13段階へ。今後も保険料の抑制に努めるよう市に働きかけていきます。
- *上の原地域への特別養護老人ホームなどの建設
- 団地建て替え余剰地に2015年度末、特養、小規模多機能型居宅事業所等が建設されます。
- *国による制度改正
- 地域での暮らしを支援する切り札として24時間対応の定期巡回・随時対応型サービスが創設されましたが、従事者不足や不採算などで、提供事業者の進出が難しいといわれています。
生活援助(ホームヘルプ・サービス)が60分から45分となり、45分以上は定額に。提供時間数によって事業所は減収となり、利用者は1回の提供時間が短縮され、必要なサービスを受けられないケースが出てきています。
デイサービスの提供時間区分が、6時間以上8時間未満から、5時間以上7時間未満と7時間以上9時間未満の2種類に。利用者の希望に関わらす、デイサービスの時間が変更されたケースが出ています。
介護従事者の処遇改善加算
これまで国の交付金でまかなわれていたものが、利用者負担となりました。サービス内容によって加算率が違うなど複雑で分かりにくく、混乱が懸念されます。
間宮みきの3月議会の一般質問および委員会などの質問から
東日本大震災の教訓から多くを学び、減災・防災対策の充実を
間宮:例えば、東久留米市でも多くの帰宅困難者が出ました。西武鉄道のマニュアルでは最寄りの避難所に誘導することになっていたため、第2小学校に30名の方が避難。しかし、市ではそういう取り決めになっていなかったため、2小では受け入れ態勢が取れなかった。結局、市民プラザに改めて誘導し対応した経緯がある。こういった実態をどのように把握し、改善策をたてたのか?
市民部長:課題を1つ1つ整理し、今年度の地域防災計画の見直しの中で改善していく。
間宮:例えば、自治会等へ防災についての講師派遣を行っている「防災まちづくりの会・東久留米」は有力なパートナーの1つと思うが。
市長:災害に強いまちづくりを目指し活動されている。今後、連携して、協議していきたい。
間宮:中央町や八幡町などは2次避難所がない。地区センターも2次避難所として位置づけてはどうか。また市内だけでは無理があり、例えば交流のある高崎市榛名地区など他の自治体と協定を結んではどうか。
市民部長:地域防災計画の見直しも含め検討していく。
学童保育の充実を求める
間宮:国のガイドラインでは8時間以上開所することとなっている。当市の土曜日の開所時間は7時間半であり、改善すべきではないか。
子育て支援課長:職員の勤務体制に課題がある。早急に話し合いを始めたい。
間宮:26市中23市が4年生まで受け入れている。さらにその内11市が6年生まで受け入れている状況にある。当市も改善すべき。
子育て支援課長:職員体制も含め検討したい。
市政への市民参画に道筋を
間宮:当市では以前、東久留米市基本条例(仮称)研究会を発足させ、2001年7月に報告書が完成しているが、市長が変わったこともあり条例化は実現しなかった。今回こそ条例化すべきと考えるが。
企画経営室長:市民の権利と義務、議会の役割、市の役割と責務など基本的なところは変わっていないが自治法の改正なども加味し、まずは内部で検討する。市民参画をどう経るかもこれから検討したい。
間宮:昨年3月議会に「実施効果を高めるために、市のホームページにパブリックコメントの特別枠を設け、利用しやすい環境の整備を図る」と答弁をもらった。その後の進捗状況を問う。
企画経営室長:3月末を目途にホームページをリニューアルし、パブリックコメント情報の充実に努めていく。
安心して子育てのできるまちを目指して
間宮:9月に次期民営化対象園を公表する予定とのことだが、その前に市長の民営化に対する考え方や、公立保育園の今後の役割などについて市民説明会を持つべきと考えるが
市長:子ども・子育て新システムの動向も踏まえ、6月頃を目途に、情報提供や民営化についての考え方などについての説明会を考えたい。
間宮:実質的な保育料の改定は2005年以来行われていないため、保育料が適正かどうかの見直しは行うべき。しかし、子育て世代の雇用情勢は極めて厳しい。改定は慎重な審議を求める。
懸案の課題である認可保育園と認可外保育の保育料の格差是正もあわせて検討すべき。
市長:格差の解消も踏まえ、現行の保育サービスの維持・拡大のために、社会福祉審議会で審議していく。
間宮:子どもたちのことを考え、みなみ保育園の保護者のみなさんは苦渋の決断で法人選定の委員会に参加したと伺っている。その気持ちを酌んで、法人選定やその後の引き継ぎなどの協議を進めるべきと考えるが。
市長:可能な限り、不安のないよう努めていく。
地域手当の国基準が低い評価を受けていることは、市財政にとって大きなマイナス。引き続き、国に向け改善要求を。
間宮:*普通交付税の基準財政需要額に地域手当の支給割合が反映するしくみであることから、国基準が近隣市に比べ低いことで、市財政においてどのような影響があるのか。
市長:当市に対する国からの地域手当ての支給割合は6%だが、東村山市が10%、小平市が12%、清瀬市と西東京市が15%に比べ低い。地域手当の給地の位置づけの違いは、各自治体においての基準財政需要額算定に大きな影響があると考える。
均衡原則からも課題になっており、東京都を介し意見を申し上げたところ、東京都からは総務省に本市の実情を理解した上で伝えていくとの話しを受けているので、その状況を見まもりたい。
「湧水の妖精るるめちゃん」に決定
東久留米市の魅力をPRするためのマスコットキャラクターに、117点の作品の中から「湧水の妖精 るるめちゃん」が選ばれました。
予算委員会で、今年度予定している落合川・黒目川遊歩道の案内板の修繕の際には、「湧水の妖精 るるめちゃん」を活用して、わが市の誇るべき湧水地や観光スポットを市内外の方々にアピールするよう提案し、地域の活性化につながるよう検討していくとの前向きな答弁をいただきました。
なお、イベントへの「湧水の妖精 るるめちゃん」の着ぐるみの貸し出しが可能だそうです。
詳細は市のホームページ http://www.city.higashikurume.lg.jp/
topics/2012/120501_topics_05.html
もしくは産業振興課(TEL:470-7743)でご確認を。
脱原発・再生エネルギーへの転換を
毎朝5時に犬のお散歩に行っています。最近は5時には日が昇るので、帰りは朝日を浴びることもありますが、冬の朝は星が輝き、西の下にオリオン座が降りていき、北斗七星や北極星が見え、毎日少しずつ変わっていく姿はとても楽しく、寒さを忘れます。成美の森は季節によって、木々のよそおいも小鳥の鳴き声も変わり、自然に囲まれ幸福感に満たされます。
昨年から続いている地震・津波・原発の被害は、石原都知事が「ばちがあたったのだ」と地震直後にしゃべって、物議をかもしたが、地震国が原発を54基も造ったことは「ばちがあたった」とも言える。東京都は脱原発・再生エネルギーへの転換に動くのだろうか。間宮さん達は原発都民投票の直接請求を求めて署名活動をし、32万3076人分の署名を都に提出したが、東京都がどう判断するのか見守りたい。
北海道の泊原発が今日で点検に入り、日本の稼動している原発は0基になった。評論家や専門家と称する人達がまたぞろ原発の必要性を発言し出した。大飯にしても泊にしても、そこで働く人たちが再開してほしいというのは、仕事がなくなる不安からであるわけで、政府がきちんと計画を示し、仕事を示さなければ住民は納得できないと思います。
自然はすばらしい!けれど厳しいし、侮れない。人災である原発崩壊が出す放射能さえ浴びなければ、東日本大震災はもっと早く復興が進んだと思うのは私だけではないと思う。(2012.5.5)
イベントのお知らせ
「おちゃわんリサイクル&フリーマーケット」
おちゃわんリサイクルとは、壊れたり、使用しない陶磁器を多治見市にある窯元に送って、新たな陶磁器に再生する活動です。
当日新しい使い手さんが見つかった陶磁器は、1個どれでも30円でお分けし、送料といたします。
是非、陶磁器をお持ちください(欠けていてもOK。ガラス、土鍋等は不可)。
なお、フリーマーケットも同時開催いたします。
とき:6月16日(土)10時〜
会場:市役所1F 屋外ひろば
【お問合せ】
おちゃわんリサイクル:江波 TEL 473-8815
フリーマーケット:ケア・サポートファミリー(担当:森) TEL 471-1711
川をきれいにして川で学び遊ぼう 第19回わくわく川あそび
前夜祭:7月14日(土)17時〜21時 *模擬店やミニコンサート。屋外映画など
川あそび:7月15日(日)10時〜 川そうじ/12時30分〜 川あそび
*昼食は各自用意を。汁物を予定。お椀とお箸を持ってきてね。
場所:いずれも落合川不動橋広場。※小雨決行、雨天中止。
☆東北の物産展を開催予定。お買い物をして東北の海に元気を送ろう!
【お問合せ】実行委員会(豊福 TEL 475-7643)