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2012.11.22発行
2012.11.22発行 間宮みきニュース第43号(配布用A4判)
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日本にオスプレイの配備はいらない
9月議会、「垂直離着陸輸送機MV−22オスプレイの配備及び低空飛行訓練の撤回に関する意見書」に対し私は賛成をしました。しかし、残念なことに自民、公明、民主、みんなの党、そして宮川議員の反対で、東久留米市議会として意見書の提出には至りませんでした。
危険性の高いオスプレイが、住宅の密集する日本全国の上空を低空飛行訓練することが本当に許されていいのでしょうか。既に訓練が行われている沖縄では、日米両政府の合意した安全確保策を無視して、オスプレイが県内の学校上空を飛行していることについて、不安の声が上がっています。
そもそも野田政権が行った安全宣言は配備ありきで、その内容は空々しいものです。米側は、4月と6月に起きたモロッコとアメリカ・フロリダ州での墜落事故の原因を「人的要因が大きい」と報告。それらを基に日本政府は独自に分析評価を行い、安全性が確保できると説明しました。しかしこんな説明ではとても納得できません。野田首相はかつて安全性が確認されなければオスプレイは日本の上空を飛行させないと発言しました。理にかなわない安全宣言を速やかに撤回し、オスプレイの危険性を認め、沖縄普天間基地の配備を即刻撤去すべきです。
ごみの減量化にご協力を
「東久留米市民のごみの排出量は他市に比べて極めて少ない」と思われている方は、少なくないのではないでしょうか。しかし、表からもわかるように、東久留米市民もごみの減量化に努めてきましたが、他市ではそれを上回る減量化が進められてきたのが現状です。
可燃・不燃の合計(単位:一人1日当たり) | |||||
---|---|---|---|---|---|
1999年度 | 2011年度 | 減少量 | |||
東久留米市 | 515.6g | 2位 | 470.3g | 18位 | 45.3g |
26市平均 | 647.0g | 450.8g | 196.2g |
東久留米市は、更なる減量化に向け、市民のみなさんとともに取り組む4つの方針を発表しました。
① 広報、周知活動の強化
② 分別収集の推進
③ 家庭ごみの有料化
④ 戸別収集の導入
③家庭ごみの有料化については10月に
4回の市民意見交換会が行われ、「有料化は反対」、「案として示された1L2円は高過ぎる」、「減量化のためには有料化もやむを得ない」「減免措置をきちんと取って欲しい」など様々な意見が出たとのこと。
今後は、更に市民のみなさんのご意見を聞きながら、実施時期も含め、検討していくとのことです。
また、④戸別収集の導入については、まずは路上に設置されているグリーンボックス(約650個)の撤去から着手。順次、戸別収集へ切り替えていく計画です。
ごみ対策課ではご要望に応じ、出向いて説明会をしていくとのことです。(連絡先:473‐2117)
☆間宮みきにみなさんの声をお聞かせください。
間宮みきの9月議会の一般質問および委員会などの質問から
都市河川の難しさ。それでも人々の安全と環境保全の両立を!
ゲリラ豪雨が各地で頻発する中、人の命や財産を守るためには、治水事業は重要です。しかし、河床の掘削などは絶滅危惧種である「ほとけどじょう」や「ミズニラ」などに多大な影響を及ぼすことが懸念されます。影響を最小限にとどめるよう東京都との協議を求めます。
間宮:日頃、市内で活動している環境保護団体等の意見の反映を東京都に要請するよう求める。
建設部長:市民団体のご意見を聞きながら整備をしてきた経緯があるが、残念なことに、現在中断している。再開に向け、北多摩北部建設事務所と開催時期などを調整しながら市民団体のご意見を伺っていきたい。
間宮:全ての雨水を河川で吸収するには限界がある。休止している公共施設への雨水浸透桝の設置事業を再開すべき。
市長:厳しい財政状況ではあるが、努力していきたい。
場所 | 時期 |
---|---|
黒目橋の調節池 | 2015年度完成 |
不動橋の調節池 | 2014〜15年度整備 |
下谷橋の調節池 | 2016〜17年度整備 |
落合川の河床 | 2018年から50ミリ対応の掘削 |
間宮:完成後の調節池の上の活用は? 特に現在不動橋広場を利用している団体との調整を。また、下谷橋の遺跡について慎重な対応をするよう、要望をしました。
環境を活かし更に魅力ある竹林公園へ
市内外から多くの方が訪れる竹林公園。予てより市民要望の高い隣接地の買収が予算化されています。魅力ある場所となる整備を求めます。
間宮:現在の進捗状況と今後の整備方針は。
環境部長:買収契約に向け交渉中。整備方針については東久留米市市民環境会議など、関係団体のご意見を聞きながら検討している。今後、庁内環境委員会や広く市民の方に意見を聞いていく予定である。
間宮:今回買収予定地の西側に建築廃材などが散乱している民有地がある。建築廃材などの整理について地権者にご理解をお願いしてほしい。
環境部長:現在の状況が好ましいとは言い難いということは十分に理解している。本年度も、地権者の方に、今後も市内外から多くの方が訪れる状況が予想されることを説明し、散乱した建築廃材などの整理をしていただくようお願いした。今後も適時に地権者の方と十分にお話しさせていただき、ご理解を求めていきたい。
特別支援教育の環境整備を求める
来年4月、南町小学校に知的発達障がい学級と情緒障がい学級の2固定学級が、第六小学校に難聴1学級、言語1学級、情緒障がい2学級の通級指導学級が開設されます。より充実したものとなるよう質問します。
★難聴・言語学級について
間宮:これまで難聴学級はわが市になかったため、市外の通級学級に通ってもらっていた。急激な環境変化にならないよう配慮すべき。
教育部長:児童が通級している難聴・言語障がい学級とも連携を図りながらスムーズな転学ができるよう配慮するとともに、指導充実にもつなげていきたい。
間宮:就学相談の委員に言語聴覚士を配置すべきと考えるが。
学務課長:来年度からは専門の方を委員に加えていきたい。
★固定学級について
間宮:情緒障がいの固定学級について、通学用自動車の運行が確保されたことは評価する。是非、学区外から知的障がい固定学級に通う、特に低学年の児童にも通学用自動車の運行を求める。
教育部長:現在の3校から4校になり、通学距離の軽減になることから考えていない。
間宮:全小学校に固定学級が開設されるわけではなく、学区外へ通学せざるを得ない児童が引き続き存在すると思われる。昨年行った通学方法や所要時間の調査を開設後にも行うこと。また、就学相談で固定学級を勧められても、通学の問題で諦めざるを得ない児童がどのくらいいるのかという実態把握を行うべき。
学務課長:開設後にも 調査を行っていきたい。
公共施設使用料の見直しは慎重に
「東久留米市公共施設使用料のあり方検討委員会報告書」を尊重し、17年ぶりに全面見直しをすることには異論はありません。しかし、進め方は慎重にすべきと考えます。
間宮:今後のスケジュールは
財務部長:各担当所管で昨年度決算等の数値を基に使用料を算出し、条文の整理を行う。その後、財務部も加わって減免規定など課題整理をし、12月定例議会を目指して条例改正案を取りまとめたい。
間宮:12月定例議会で一律に条例提案することには無理があるのではないか。報告書には例えばこれまで無料だった施設については激変緩和の必要性が示されているが、徴収方法など具体的なことは記されていない。それぞれの施設利用者の意見を考慮し進めていくべきではないか。
市長:一定のスケジュールを目標として持ち、進めていきたい。その中で利用者の方たちへの情報提供の仕方など検討をしていきたい。
誰もが安心して子育てのできる環境を
①以前より課題である公立保育園全園での延長保育の実施を求めます。
間宮:「次世代育成支援行動計画」(後期)には公設公営園を含む16の認可保育園で2014年度までに延長保育を実施する目標となっている。具体的な実施計画を示すべき。
市長:「次世代育成支援行動計画」(後期)に掲げていることは、可能な限り取り組んでいく。延長保育についても実施していきたいとの考えを持っている。もうしばらく時間をいただきたい。
②子どもたちの安全のために、老朽化したさいわい保育園の建替えは必要です。幸町に保育園を残すためには、都営住宅の跡地を利用せざるを得ず、東京都からの利用条件である株式会社等への門戸の解放は一定理解をします。選択肢が広がる分、選定基準を見直すなど、より質の高い保育運営の出来る法人の選定を求めます。
間宮:より質の高い保育運営のできる法人を選定すべく、市長の決意を伺う。
市長:安定的・継続的に、また良好な質の高い保育を運営していただける法人を選定できるよう努力する。
2012年度当初予算、9月議会でも否決
「何故、未だに本年度予算が通らないの?」「一体、市長も議会も何をやっているの?」
お会いする市民の皆さんから多くの疑問や時にお叱りをいただきます。
本来、市民サービスに100%振り向けられるはずの職員の力が、今年度は暫定予算と本予算の作成などに、多大な時間が割かれる結果となっており、市民サービスへの影響が懸念されるところです。
本年3月の第1回定例議会で2012年度当初予算案が否決されて以来、東久留米市の市政運営が停滞することが無いよう、私自身も反対の表明をしている議員に対し、当初予算の成立を目指し理解を求めてきました。認められない点が何処なのか。修正すべき点は何なのか。
しかし9月議会に至っても、自民クラブや公明党から対案が示されることはなく、本当に残念ながら三度目の2012年度当初予算案否決という結果に終わってしまいました。
予算を成立させ、市民の生活を守る責任は議会にもあるはずです。12月議会ではなんとしても2012年度当初予算が成立するよう、改めて働きかけていきます。
お知らせ
「第3回おしゃべりカフェ」へのお誘い
仕事のこと、子どものこと、健康のことなどなど、気がかりなことばかり。日頃気になっていることについて、楽しくわいわいおしゃべりする場を男女平等推進センター登録グループ「市民の会 かりん」で作りました。
しばし、忙しさを忘れ、同じまちに住む人同士、お茶を飲みながら気軽にお話ししませんか?
日時:12月16日(日)13時30分〜15時30分
会場:東久留米市男女平等推進センター 会議室
お問い合わせ:427−6864(市民の会かりん 共同代表 田口)
「おちゃわんリサイクル&フリーマーケット」
おちゃわんリサイクルとは、壊れたり、使用しない陶磁器を多治見市にある窯元に送って、新たな陶磁器に再生する活動で、今回で5回目となります。
是非、陶磁器をお持ちください(欠けていてもOK。ガラス、土鍋等は不可)。なお、当日新しい使い手さんが見つかった陶磁器は、1個どれでも30円でお分けし、送料といたします。
フリーマーケットも同時開催いたします。是非、こちらも覗いてください。
とき:12月8日(土)10時〜 ※小雨決行(本降り中止)
会場:市役所 屋外ひろば
【お問合せ】
おちゃわんリサイクル→江波 TEL:473−8815
フリーマーケット→ケア・サポートファミリー(担当:森) TEL:471−171
第4回定例議会日程(予定)
12月3日 本会議初日
5〜7・10日 一般質問
12〜13日 常任委員会
14・17日 予算委員会
21日 本会議最終日
是非、傍聴にお越しください。
なお、詳細は議会事務局(TEL:470‐7789)までお問合せください。